ハープ奏者・涌井純子のハープ教室

<山本純ノ介個展演奏会〜来るべき汎音楽の実践〜>コンサートを終えて。

■2010年 11月3日(水)文化の日 津田ホール 開演14時

現代音楽の個展演奏会。一般的には敬遠されがちなだけに、
あの津田ホールに満席のお客様がいらしているのを楽屋モニターで拝見をし、正直驚き、それと同時に とても嬉しい気持ちでした。
 
熱心に聴いて下さる多くの皆様との大切な空間の中で、
山本純ノ介先生の曲の初演を作曲者の前で演奏を出来た事の光栄を感じながら 特別な想いで弾けたことに心より感謝をしています。
 
本番当日のゲネプロ中に滅多に切れないワイヤー弦が再び切れてしまう、
という一番恐れていたアクシデントがありました。
その為 ゲネプロらしいゲネプロは出来ませんでしたが、
本番へ向けて、音楽の一瞬、一瞬のみ見つめ 演奏が出来た事を考えますと,今思えば良かったと思っています。
 
切れた弦の交換を手伝って下さったクラリネットの人見さん、そしてピアノの皆川さん、「ラファエルによる天上の序曲」では、ソプラノの西森さん、素晴らしい共演者、演奏者に恵まれましたこと、そして何よりも純ノ介先生の素晴らしい曲に恵まれたことに深く感謝をしています。
 
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 

 
2010・11月 涌井純子

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