■
涌井純子参加CD 稲田マキ氏「
小さな空」CDブックレットより
ハープももちろん改良が重ねられたが、指で弾くので限界はある。しかし名手はホールを自然に響き渡らせることができる。
ピアノの渡辺さん、ハープの涌井さん共々、ホールに響く稲田さんのうたを良く聴きながら、絶妙なバランスでお互いにアンサンブルを味わっている。それが、このディスクから聴きとっていただけると思う。フォルテはもちろん、最弱音でもホールは響いている。
録音はとても幸せなひと時だった。
録音プロデューサー 西脇義訓 (CDライナーノーツより)
西脇義訓さんは、ホールを自分の楽器として考え、そのホールの響きを活かした演奏をすること、 ホールの空間に響いている自分の演奏を限りなく良く聴きながら演奏をする ということを 徹底的にお教えくださいました。